Time is Power.
Time is Money.
(時は金なり)
という諺があります。
日本語に限らず、英語でも存在するってことは、世界共通な考え方なんだろうなぁって、初めて聞いたとき、感心したことを覚えています。
時間は貴重。
そりゃそうです。
経済的にや身体的には、みんな必ず“差”があります。
背の高い人もいれば、低い人もいる。お金持ちもいれば、そうでない人もいる。
ですが、そんな人たちもみんな、時間は平等に1日24時間、1年365日です。
だから、その使い方次第で、変えられることがたくさんあると思っています。
そして、塾という場所でぼくたちが、授けてあげることができる時間の大事にする方法は、学校の定期考査や入試などを通して活かせて、また、その後の人生においても応用が利くことです。
秀英館・ぐらんどすらむわーくすでは、「人間形成」と並び、ここには強いこだわりをもっています。
なぜなら、みんなに与えられた平等な時間にも“寿命”という限りがあり、その限られた人生のなかでは、結局のところ、この学びの時間にいかに“その場かぎり”や“小手先”でないものを手に入れられているかによって、その後の人生が変わるからです。
「人間形成」同様、地味で根気のいるもので、時間もかかることですが、この小中学生期にじっくりと身につけることが大切のモノです。
さて、では、その時間の使い方ですが、具体的には3つのスピードアップです。
❶計算スピードアップ
❷読むスピードアップ
❸覚えるスピードアップ
この3つです。
この3つのスピードアップは、「反復」つまり、くり返すことで必ず身につくモノです。
ですが、それ相応の時間が必要です。
保護者のみなさまには、お子さんの成長を批判せず「待つ」という辛抱の時間も求められます。
しかし、「辛抱の時間」を彼らを待ち、励まして(肯定して)あげることで、彼らはかならず、それを達成します。
ぼくは、才能がなければ達成できない課題を子どもたちに与えるのがキライです。
だれがやっても必ずできる。“再現性”のあるものしか、教育と呼んではいけないと思っています。そうでなければ、それを強いるのは、子どもたちへの虐待です。
ぼくが行っていることはすべて、時間はかかる場合もありますが、必ずみんなが達成できる課題です。
そして、この3つのスピードアップは、学生時代の制限時間のあるテストというモノにおいては、絶大な力を発揮するものです。
計算や問題文を読む速度が速ければ、ほかの問題に取り組む時間が増やせます。見直しの時間も増やせる。覚える速度が速ければ、その分、テスト週間中たくさんのことに取り組める。
これが高校生になったときに確立されていれば、その後の大学受験や、社会に出たあとも資格試験やさまざまな新しい分野へのチャレンジにも必ず力を発揮します。
いま、時間をかけて身に着けておくべきことです。
まずは、どれか1つ。いえ、どれか1分野でも、チャレンジしてみてください。
つづけていくうちに、それは広がっていきます。時間をかけてつづけていけば、必ず、どれもできるようになります。